プロヴァンス地方はイタリアと地中海に接するフランス南東部に位置します。南仏といえばラベンダー畑、ゴッホのひまわり、コートダジュール等、夏のバカンスを連想させませんか?
代表的な南仏料理といえば、ラタトゥイユ、ニース風サラダ、ブイヤベース等が挙げられますが、近年これらは日本の食卓においても身近な存在となってきました。
地中海性気候の恩恵を受け、豊かな自然に恵まれたこの地方では太陽をいっぱい浴びたトマトやズッキーニ、オリーブ、にんにく、魚介類等をふんだんに使います。また料理はバターではなくオリーブオイルが主で、アロマやハーブ香豊かな南フランス産の白ワインやほんのりタンニンを感じるようなロゼワインとぴったりの相性です。
今月のテーブルは南仏で見つけたプロヴァンス柄のテーブルクロスやオリーブの木で作られたカトラリーを使って、フランス人マダムたちのおもてなしから学んだ、南仏風コーディネート。お料理はガーデンパーティーでも大活躍のタプナードやお米のサラダ、定番料理ラタトゥイユのおもてなし版、トマトファルシー、ブイヤベース、アイヨリソース等を学びます。そして当アトリエのオリジナルですが、卵不使用のプロヴァンス風キッシュの講座も設けます。そしてやはりプロヴァンス産のロゼワインで乾杯をし、皆様にはバカンス気分を味わっていただけると幸いです。
今月のレシピは南仏のマダムから教わったタプナードのご紹介です。
パンやクラッカーに載せてアペリティフとして、またはお魚やお肉の付け合わせとしてもお使い頂けます。
タプナード
60g 黒オリーブ
2枚 アンチョビ
5つ ケイパー
1/4片 ニンニク
30g~ オリーブオイル
作り方
乳鉢にニンニク、ケッパーを入れ、すりこぎでつぶす。
そこへアンチョビ、オリーブを入れ、さらにつぶす。
オリーブオイルを少しずついれ、好みの食感になるまでよく混ぜる。
塩こしょうで味をととのえて出来上がり。
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